あっぴーのつれづれ日記

読んだ本の感想や健康、日常の疑問など、徒然なるままに記事にしています。

格差社会を生き延びる”読書”という最強の武器

 

 

著者は大岩俊之さん。

読書の大切さ、重要性を説明した本です。

本を読むことで、通常では会えないような人の頭の中をたった1,500円で知ることができると書かれています。

過去の偉人や多忙な著名人なんて、いくらお金を積んでも会えないですよね。

それが本ではいつでもどこでもページを開けば、その人の頭の中を知ることができる。

筆者の考えに同感します!

「本って素晴らしい!」と思います。

 

読書は本の内容を覚えている。

実際に行動に起こしている。

継続して結果を出している。

ということが大切だそうです。

 

最近はネットやYouTubeのまとめ記事で本の内容を説明したものをよく見かけます。

短時間で内容を知ることができ、分かりやすい。

しかし、短時間で得た知識がゆえに頭に残らない。

結局無駄な時間になっていると思うことがあります。

遠回りに思えても、時間をかけて本を読むことで自分の身になりやすいのかなと感じます。

行動に起こすことや、継続して結果を出すことは「アウトプット」が重要になってきます。気になる方はこちらの記事も参考にしてみてくださいね。

auppy.hatenablog.com

 

また、読む本のジャンルとして、古典、名著、哲学書、歴史書が大切だと書かれています。

古典や名著など、出版されて時間が経っているものは、物事の本質をついている、多くの人に刺さる内容であると思います。

 

哲学書を読むことで人生の悩みの大部分と言われる人間関係の解決方法やストレス解消法などをしることができます。自分の考えに余裕ができ、生きることに前向きになれます。

 

史書に関しては、現代に起こっている問題はほとんど過去に起こっていることの繰り返しです。過去の出来事、どのように解決されてきたかを知ることで、問題を乗り越えられる手本になります。

 

私もこのジャンルの本を読むことはとても良いと思います。

最近ではいろいろな内容を細分化したビジネス本や自己啓発本を見ますが、結局はこの4ジャンルを読めばどこかで見た内容が書かれていると感じます。

ただ、内容が難しい傾向にあるので、ハードルは高いですよね。

私も手が付けられないでいます(-_-;)

 

読書をする習慣を持っているだけで、持っていない人より多様な考え方ができると思います。

読書っていいもんだなと再認識させてくれたし、続けていこうと元気をくれた書籍でした。

 

極(エッセンシャル)アウトプット

 

 

著者の樺沢紫苑さんは「アウトプット7:インプット3」の割合で行うのが良いと書かれています。

 

情報のインプットは書籍やインターネットで日常的にします。

しかし、その情報をアウトプット(外に出すこと)することは、意識してやらないとなかなかできないものです。

得た情報をアウトプットすることで、知識を長期記憶として保存でき、自分の能力を最大化できるそうです。

 

アウトプットの具体的な方法は「話す」「書く」「行動」の3つです。

得た知識を誰かに説明してみる。

インプットしながらメモをとる。

得た情報を行動に移す。

など、簡単だけど継続すれば高い効果がありそうです。

 

さらに、

インプット→アウトプット→フィードバック→インプット…

の流れが重要だそうです。

 

フィードバックとは、

アウトプットによって得られた結果を評価し、次のインプットに向けて「見直し」や「方向修正」を加える作業の事です。

 

例えば

誰かに説明してみたけれど、理解不足でうまくいかなかった。不足していた部分を補ってみよう。

実際に行動してみたけれど、しっくりこない点があった。他の方法を検討してみよう。

といったことです。

フィードバックを取り入れることでよりよい効果が得られそうです。

 

アウトプット→フィードバックの流れを習慣化できると、あらゆる問題に対処でき、強く生きて行けそうですね。

インプットだけして、頭でっかちになったらいかんな~

スクープのたまご

 

 

主人公の日向子は出版社に入社し、PR誌を扱う部署で穏やかな新社会人を過ごしていた。

しかし、ひょんなことから週刊誌編集部へ異動となる。

日向子はブラックなイメージの週刊誌が大嫌い!

下っ端としてこき使われ、いろいろな物事に葛藤しながら、図太く記者として成長していくお仕事小説です。

警察と週刊誌記者、事件を追うのは同じ。

でも、週刊誌記者は事件を煽るためだけでなく、良い意味での存在価値があると納得させられました。

全体的にはコミカルで読みやすい作品だけど、ラストは東野圭吾を思わせるスピード感があって引き込まれました。

 

 

ドルフィン・デイズ!

 

 

主人公の蒼衣(あおい)がドルフィントレーナーとして、そして人間として成長していく青春お仕事小説です。

水族館のイルカに関わる仕事を知ることもできるし、イルカに芸を教える大変さも分かってきます。

水中の描写が多い作品ですが、表現がとてもきれいで分かりやすい。

登場人物も読み進めていくごとに、みんな素晴らしく、いい味を出してきます。

一番の見どころは相棒のイルカ「ビビ」との絆。

心に刺さります。

 

 

海賊とよばれた男

 

 

著者は百田尚樹さん。

放送作家としても有名で、人気番組の「探偵!ナイトスクープ」など多数の番組を構成されています。

作家デビューの『永遠の0(ゼロ)』は映画化もされ、とても人気ですね。

 

さて、今回紹介する『海賊とよばれた男』ですが、出光興産の創業者 出光佐三さんをモデルとしたフィクション小説です。

 

主人公は石油会社「国岡商店」の店主 国岡鉄造。

鉄造が知恵を絞り、勇気を持って、小さな国岡商店を世界的大企業へと成長させるストーリーです。

 

同じ規模の石油会社との対決から始まり、石油協会や国内大手石油会社。

そして世界的大石油会社、さらにはイギリスをも相手として勝利を収めていく展開には胸が熱くなります 。

 

テレビドラマにもなった「半沢直樹」と、漫画「ワンピース」を合わせたような作品です。

 

それってもう最強タッグじゃないですか!

面白いに決まってるじゃないですか!

そうなんです!めっちゃ面白いんです!!

 

 

特に面白いと思ったのはこの2つの場面。

戦後に国内で再び石油を取り扱うため、オイルタンクの底に残ったヘドロオイルの汲み取り作業をする場面。

そして、石油不足解消のため、極秘でイランに石油を買取りに行く場面です。

 

劣悪なオイルタンクの底で、汗と泥にまみれながらも活気を持って作業する男らしさ。

イランへの出航は戦後にもかかわらず、気分は戦場に行くような緊張感。石油を積んで日本に戻って来られるのかハラハラドキドキです。

 

この記事を書きながらまた読み返したくなってきました!

それだけおすすめの作品なのです!!

 

ただし、上下巻で計900ページほどある作品なので、読書に慣れていない人にはなかなか敷居が高いです。でも間違いなく楽しめる作品となっています。

是非読んでみてください 。

 

 

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初出掲載:2021年7月6日